合唱団のご紹介

中央区第九記念合唱団とは…

歌舞伎座の舞台に立つ合唱団
歌舞伎座の舞台に立つ合唱団

毎年末といえばベートーベン第九が恒例となっています。この「年末に第九を演奏する」ことを意図し、初めて日本で実現させたのが東京・歌舞伎座と言われています。1938年のことです(ローゼンシュトック指揮、新響、東京高等音楽学院・玉川学園合唱団)。

 

歌舞伎座は、中央区の誇る文化遺産ですが、当時、全面建て替えが決まったというニュースが飛び込んでまいりました。

 

「平成の歌舞伎座に第九公演を復活させよう!」という構想をもって結成されたのが当合唱団です。中央区第九の会合唱団として2007年3月に結団いたしました。

 

東京都中央区内で、十余年のキャリアを誇る市民オーケストラ「中央区交響楽団」からの全面協力、そして、平素より地域に多大なご協力をいただいております晴海アイランド トリトンスクエア様のご尽力によって実現いたしました。

 

合唱団員は全員が中央区在住者もしくは在勤者で、みなアマチュアです。歌のキャリアもまったくまちまちでした。

 

おおよそ週一回のペースで練習を積み重ねました。指揮の石毛保彦先生には非常に緻密で粘り強いご指導をいただきました。ソリストに、日本を代表するテノール歌手田口興輔先生などをお招きし、同2007年12月、晴海トリトンにて初めてのコンサートを行いました。

 

そして、さらなる猛特訓の末、2008年4月、夢の歌舞伎座の舞台に立つことができました。会場のほうも多くのお客様のご理解をいただきまして満員札止めとなりました。歴史の重みを感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

同2008年12月、晴海トリトンで新しい企画に基づくコンサートを開き、こちらも成功を収めました。その後、晴海トリトンでの第九演奏会を中央区交響楽団と共に毎年継続し、2014年にはNPO法人となり、名称も中央区第九記念合唱団と改名しました。

 

音楽を通して中央区民の心の交流や文化芸術を発展させていき、初心者も経験者も一緒の輪になって音楽の素晴らしさを共有できる合唱団をめざしています。みなさまのご理解と温かい励ましをいただければ幸いでございます。

 

 

NPO運営報告

第一期運営報告書

第一期運営報告書(東京都報告)
第一期運営報告書.pdf
PDFファイル 473.7 KB

定款

特定非営利活動法人中央区第九記念合唱団定款(設立時)
定款.pdf
PDFファイル 247.2 KB